A.当院は厚生局に再生医療等提供計画「多血小板血漿(PRP)による変形性膝関節症治療」(第二種)を提出し、2019年12月10日付で受理された医療機関です。
本治療は、厚生労働局に受理された施設と医師のみ治療可能な治療法で、当院は愛媛県内で初めて変形性膝関節症に対しPRP治療を実施することを届出受理された施設となりました。
◆厚生労働省のHPに届出受理された施設が掲載されています。(掲載されていない施設は届出がなくても出来るPRP(PFC)-FDが使われています)
医院名 |
---|
医療法人補天会 光生病院 |
理事長・院長 |
石丸 雅巳 |
所在地 |
〒794-0022 愛媛県今治市室屋町3丁目2-10 |
診療科目 |
整形外科・リハビリテーション科・内科・呼吸器科・消化器内科・循環器科・外科 |
関連施設 |
|
電話番号 |
0898-22-0468 |
体外衝撃波とは
体外衝撃波(英語:Extracorporeal shockwave)とは、
非侵襲的に組織の深部までエネルギーを伝播し、
組織再生を促進する治療法です。
体外衝撃波は1980年代に腎臓結石の治療に初めて使用され、
現在は理学療法、整形外科、スポーツ医学、リハビリテーションなどで幅広く使われています。
体外衝撃波は発生原理や波形によって、
集束型と拡散型の2種類に分けられます。
集束型衝撃波
集束型衝撃波(英語:Focused shockwave)は組織の特定の深さに焦点を当て、衝撃波エネルギーを集中的に伝達することができます。名前通りにエネルギーの形は集束し、最大のエネルギーは焦点にあります。
焦点の位置はカップリングパッドによって調整できます。
体外衝撃波の技術は、電気音響方式(electroacoustic)、電気水圧方式(electrohydraulic)、圧電方式(piezoelectric)、電磁誘導方式(electromagnetic)の4種類があります。
どの発振方式でも同じ衝撃波エネルギーを生成しますが、技術的な側面では異なる点があります。
その中でも、電気音響方式は最新であり、簡易なメンテナンスと長い寿命(耐用年数)が特徴です。
本邦における使用
現在、国内で出回っている機種は電気音響方式と電磁誘導方式の機種のみです。
理学療法用器具として分類され、疼痛の除去や難治性足底腱膜炎の治療に使用されています。
拡散型衝撃波
拡散型衝撃波(英語:Radial shock wave)は、患者と接しているアプリケーター先端(バンパー)から振動のエネルギーを発射し、皮膚の上から組織の深部まで伝達します。
こういったエネルギーは圧力によって発生し、波のように体内に伝播するため、現在では一般的に拡散型圧力波(Radial pressure wave)と呼ばれます。
本邦における使用
国内において、拡散型圧力波は身体の筋肉構造を刺激・マッサージするために用いられます。
理学療法用器具として整形外科やスポーツリハビリテーションなどで幅広く利用されています。
体外衝撃波治療の適応
慢性的な腱障害(腱付着部炎・腱炎)
*保険適応治療として認可を受けているのは足底腱膜炎です。
副作用やリスクについて
副作用は基本的にありませんが、以下の症状が起こる可能性があります。
以上の症状も、いずれも数時間から数日で回復します。
当院では、収束型体外衝撃波機器を導入しています
自費診療:収束型体外衝撃波治療
1回 3,500円
3セット 9,500円
Q&A
●治療に痛みは?
治療中の痛みは伴いますが、我慢できる範囲で出力を上げていきます。
なお、低レベルでの照射に耐えられない方は、やむを得ず途中で治療を中断する場合があります
●治療回数は何回ですか?
一般的な治療回数は、3~5回を1クールとして繰り返し治療で効果が確認されています